お馬鹿な君の世話係。

2人で、座ってクレープを食べていた。

けど、頭の中でぐるぐる回るさっきの光景。


「さっき、忘れろなんて言ってごめん。」


「…え!?」

まさか、謝られるとか思わなかった。


「悔しいんだよ。こんな近くにいるのに、思う人は違うって考えたら。」

思う人は…、違う……。


「俺は、きっと。何年たっても…、凛の中で真は越えられないと思う。」


「…………。」

なにも言えなかった。


「わかってるから。それでも、いい。」


え?なんか……、


「凛と一緒にいたいから。」


告白みた…、

















「俺じゃ、ダメ?」


い…。


< 421 / 459 >

この作品をシェア

pagetop