お馬鹿な君の世話係。
結局、無事に席は確保できたけど。
いらない荷物を置いて、周りの人にも頼む始末…。
「場所とり終わったから、隼人に会いに行こう~!」
早音ちゃんが嬉しそうに言う。
「いいよ。」
チームの人達が待機している場所に行ってみた。
「凛っ!!」
すぐ声が聞こえた。
「隼人だ~!!」
何故か、早音ちゃんが返事をする。
ふと見るとユニフォームを着てる、隼人がいた。
「早かったね。」
隼人が嬉しそうに笑う。
少し、胸がキュンとなった。
「…もうすぐ?」
「うん。俺、8番だからっ♪
ちゃんと、見といてねん。」
隼人が自慢げに言う。
「わかったっ。
ちゃんと、お弁当作ってきたからね。」
「…まじっ!?超頑張ろ~♪」
嬉しそうに笑う。
そんな隼人を見てると、私まで嬉しくなった。