お馬鹿な君の世話係。

「嘘ーっ!!」


立ち上がって見ると、相手のチームが抱き合って喜んでいた。


「もう、うるさいから見逃したじゃん!」

由貴が言う。


「本当本当。」

私も言った。


「まだまだ、これからだろ。」

棗がダルそうに言う。


まず、謝ろうよ…。

なんて、この人に言えるはずがない。


「始まったばっかりだしね。」

翔が言った。



そうは、言ってたものの……。


「あーあ。」

「大丈夫かよ。」


翔と棗が言う。


2点目を入れられてしまった。


隼人もいいところ行ってるんだけどなー。



結局、前半が終わって休憩に入った。


お弁当でも、持って行こうかなー。

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