お馬鹿な君の世話係。

綺麗な顔。

笑顔を見た時、私は思った。

「シチューできたよー!」

由貴だ。

「まじっ!?
俺、めっちゃ腹減ったっ!」

真が言った。

「あっ、翔もいるっ!」

由貴が翔君に気づいた。

「うん。」

翔君が笑う。

「翔も食べよ!」

早音ちゃんが言った。

「ありがとう。」

翔君がそう言うと、
早音ちゃんも笑顔になる。

気に入られてるなー。

「凜ー。食べようぜっ♪」

真が私の後ろから、顔を出した。

「なっ…!?」

驚いた私。

「ん…?
はい、凜はここっ!」

そう言って、真の隣に座らされた。

「なんで?
君が真ん中にきてよ。」

私は言った。

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