お馬鹿な君の世話係。
6つ席があって、
3つ3つに向かいあっている。

だから、今は真が一番端で私が真ん中。

「嫌だ…。」

真が控えめに拒否する。

「なんで?」

このぐらい、いいだろ。


「……分かった。」

そう言って、私と交代する。

「ありがとうございます。」

私は言った。

真は黙って頷く。

なんだ、その反応。


結局、真の隣は由貴がきた。

「美味しいねっ!」

早音ちゃんが言う。

「でしょ!
早音のカレーより100倍は美味しいっ!」

由貴が偉そうに言う。

「うるさい!」

早音ちゃんが言った。

「お前達がうるせぇよ。」

誰かが口出ししてきた。

管理人(棗)だ。

「うわっ…。」

真が言う。

また、その反応ですか。

「兄ちゃんは、食べないの?
僕特製のシチュー♪」

由貴が言った。

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