お馬鹿な君の世話係。
「凜ー。」

真が言った。

「寝ないわけ…?」

本当、どっちだよ。

「俺が寝たら凜つまんないだろ?」

私の事なんて、いいのに。


「なに…?」

「明日から、また学校だなー。」

「うん、そうだね。」

私は言った。

「…いい友達できっかな…?」

真が不安そうに言う。

「真ならできるよ。」

私は言った。

「凜は、いっぱいできそうだなっ!」

「…微妙ー。まだ全然だよ。」

「できるだろっ!
凜は、めっちゃ性格良いしっ!」

「あははっ…。」

私は笑った。

性格良いしってなに…。


「…真と同じクラスで良かった。」

私は思わず言った。

「凜、可愛い事言うんだね。」

真が言う。

「…は?」

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