お馬鹿な君の世話係。

「はいはい。」


そういう時だけね。


「あたしが寮に住んであげるんだから、きちんと友達作ってね?」

私は言った。


「もちろんっ!」

「最低、10人は作ってよね。」

「了解了解っ!」


そんな適当に返事してるけど、大丈夫なのかコイツ。


「あとさ……、分かってる?」


「……へ?」

分かってないね…。


「じゃぁ、決まり事決めるから。」

「どうぞ。」


私は、紙とペンを出した。



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