お馬鹿な君の世話係。
「ただ、凜ちゃんの番号が
知りたいだけだからいいじゃん。」

隼人が言った。

私の許可とろうよ…。

「凜に聞けばいいだろー!?

絶っ対、
教えてくんないと思うけどっ!」

真がワザとらしく言った。


「凜ちゃん、
隼人君に狙われてんのー!?」

美波ちゃんが驚く。

なに…、狙われてるって。

「そうなのー。俺は、凜狙いっ!」

隼人が私に笑いかけた。

……うわっ、こっち見るな。←


そう思ったら、真が隼人の頭を叩いた。

「真ー。そんな、ムキになるなってー。」

隼人が言う。

「その言い方、最高にムカつくっ!」

真が言った。

「そりゃ、どうもー。」


「ってか、
隼人君に狙われるとか、凜いいなー♪」

美波ちゃんが言った。

「どこが…。

あんた人、
タラシだから女いっぱいいるよ…。」

もう、チャラいの丸出しですよ。

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