お馬鹿な君の世話係。
とりあえず、部屋を出た。

「そういえば、
あのうるさい子どこ行ったんだろ。」

真が言った。

早音ちゃんか。

「君にうるさい子って、
言われたくないと思うけどね。

遊び行くとか言って、はりきってたよ。」

私は言った。

「…ふーん。
俺も遊びたい。」

「遊んでやってんじゃん。」

「だなっ!
あ…、俺財布持ってきてないからっ!」

笑って言う、馬鹿。


おいおいおい…。

「それは、私に奢れと…?」

私は言った。

「…そうして下さると…。
ありがたいっ!」

真が笑顔で言う。

本当、コイツは…。

「コンビニみっけっ!」

真が言った。

まだ、返事してないですよー。

「…自己中…。」

私が小さな声で言った。

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