お馬鹿な君の世話係。
「なんか、言った?」

「…なんもー。
……で、何買うの?」

私は言った。

「お菓子と、アイスとジュースっ!」

お前は、子供か。


「…選べば。」

「よっしゃっ!
凜、やっさしー!」

真が笑顔で言う。

「はぃはぃ…。」

そう言うと、
すぐ買いたいものを持ってきた。

本当、コイツは…。

「これで、いいの?」

私が聞いた。

「うんっ!
これは、凜の分なっ!」

何故か、私の分までとってきた真。

「あぁ…。ありがとう。」

食べたかったから、
ちょうどいいんだけど。

―――――――

「凜ありがとなっ♪」

凜に奢ってもらった俺。

「どういたしましてー。」

凛が言った。

「凛、それで良かった?」

凛が好きそうなの
選んだつもりなんだけど…。



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