文通に花を咲かせて 。【第一章】
1話
〜 カネノナルキ 〜
心波side
「やっと学校終わった〜!!!」
騒がしい放課後の教室に幼なじみは歓声を上げる。
勉強嫌いの妃菜にとっては、とても嬉しいことなのだろう
「今日も部活ないし、あそこのカフェで勉強しよ!」
「また?どれだけ成績悪いの、、」
流石に1週間連続のお誘いは呆れる。
もうすぐ定期テストというのもあるだろうが、確か妃菜は今のままだとどこの大学にも入れないんだっけ
この間、笑いながら妃菜に言われたことを思い出す。
なんの仕事に就きたいのかは知らないが、そろそろ焦ってきてるのだろう
「ね〜!心波お願い!!なんか奢る!」
「えぇ、、、じゃあ、カフェラテ奢ってくれるならいいよ?」
「やった!!それじゃ、レッツゴー!!!」
「声大きいって、、」
妃菜のせいで皆からの視線が痛いが本人は気にしてないらしい。
ちょっとは声のボリュームおさえてもらいたい、、小さい頃からの願いは未だに叶えてもらえない。
できるだけ気配を消しながら、妃菜の後を追った。
「やっと学校終わった〜!!!」
騒がしい放課後の教室に幼なじみは歓声を上げる。
勉強嫌いの妃菜にとっては、とても嬉しいことなのだろう
「今日も部活ないし、あそこのカフェで勉強しよ!」
「また?どれだけ成績悪いの、、」
流石に1週間連続のお誘いは呆れる。
もうすぐ定期テストというのもあるだろうが、確か妃菜は今のままだとどこの大学にも入れないんだっけ
この間、笑いながら妃菜に言われたことを思い出す。
なんの仕事に就きたいのかは知らないが、そろそろ焦ってきてるのだろう
「ね〜!心波お願い!!なんか奢る!」
「えぇ、、、じゃあ、カフェラテ奢ってくれるならいいよ?」
「やった!!それじゃ、レッツゴー!!!」
「声大きいって、、」
妃菜のせいで皆からの視線が痛いが本人は気にしてないらしい。
ちょっとは声のボリュームおさえてもらいたい、、小さい頃からの願いは未だに叶えてもらえない。
できるだけ気配を消しながら、妃菜の後を追った。