またキミに会うために~1400年の時を超えて~
「塩谷さんはイケメンだね」
「イケメン?」
そうだ、イケメンは通じないのか。
「……えっと。色男?」
おばあちゃんが、昔イケメンを見て色男と言っていたのを思い出し通じるかわからないけど言ってみる。すると皇子の眉間に、クッキリとした皺ができた。
あれ?間違ってた?
「えっと、良い顔して」
その瞬間、手首を引かれる。
鼻筋の通ったその鼻と、私のこの鼻が触れそうになる。時が止まった。私はその漆黒の瞳に見つめられ、動けなくなる。
「イケメン?」
そうだ、イケメンは通じないのか。
「……えっと。色男?」
おばあちゃんが、昔イケメンを見て色男と言っていたのを思い出し通じるかわからないけど言ってみる。すると皇子の眉間に、クッキリとした皺ができた。
あれ?間違ってた?
「えっと、良い顔して」
その瞬間、手首を引かれる。
鼻筋の通ったその鼻と、私のこの鼻が触れそうになる。時が止まった。私はその漆黒の瞳に見つめられ、動けなくなる。