またキミに会うために~1400年の時を超えて~
「皇子様。優花様。夕餉でございます」
部屋の外から、露さんの声がする。
「失礼致します」
そう言って、微笑む時雨さんがいる。
「今日は優花様の大好きな、海老もございますよ」
ニコニコと笑いながら、お膳を運んでくれる五月雨さんがいる。
__みんな、私にとったら過去の人。
喋って、笑って、動いて。だけど私が未来に戻った瞬間、この人達は消えてしまう。
未来に戻りたい。
戻りたいけど、みんなが死んじゃうのは嫌だ。
部屋の外から、露さんの声がする。
「失礼致します」
そう言って、微笑む時雨さんがいる。
「今日は優花様の大好きな、海老もございますよ」
ニコニコと笑いながら、お膳を運んでくれる五月雨さんがいる。
__みんな、私にとったら過去の人。
喋って、笑って、動いて。だけど私が未来に戻った瞬間、この人達は消えてしまう。
未来に戻りたい。
戻りたいけど、みんなが死んじゃうのは嫌だ。