私のボディーガード君
教室を出ると、廊下に人だかりが出来ていた。
人だかりの中心にいるのは、なんと三田村君!
さっきまで私の講義を受けていた五十人ぐらいの学生たちが三田村君を囲って、興奮したようにキャーキャー言っている。
この間の学園祭に来たイケメンアイドルを思い出した。あの時も学生たちが興奮して凄かったけど、今も同じぐらいの騒ぎ。
講義で物凄いイケメンを想像して下さいなんて言っちゃったから……。
その後に超イケメンの三田村君を見たら、夢中になるよね。
「お名前を教えて下さい! もしかして光源氏ですか」
「本当、光源氏みたい!」
「まさかこんな身近な所に物凄いイケメンがいたなんて!」
学生たちの興奮した声が次々と廊下に響く。
「すみません。通して下さい」
学生たちの勢いにタジタジになっている三田村君がちょっと可哀そう。
助けなければ。
人だかりの中心にいるのは、なんと三田村君!
さっきまで私の講義を受けていた五十人ぐらいの学生たちが三田村君を囲って、興奮したようにキャーキャー言っている。
この間の学園祭に来たイケメンアイドルを思い出した。あの時も学生たちが興奮して凄かったけど、今も同じぐらいの騒ぎ。
講義で物凄いイケメンを想像して下さいなんて言っちゃったから……。
その後に超イケメンの三田村君を見たら、夢中になるよね。
「お名前を教えて下さい! もしかして光源氏ですか」
「本当、光源氏みたい!」
「まさかこんな身近な所に物凄いイケメンがいたなんて!」
学生たちの興奮した声が次々と廊下に響く。
「すみません。通して下さい」
学生たちの勢いにタジタジになっている三田村君がちょっと可哀そう。
助けなければ。