私のボディーガード君
ホテルに戻ってくると、友美から電話があった。
「イケメンホディーガードとどこにいるのよ?」
いきなりの友美の言葉に笑ってしまう。
「安全な場所よ。どこにいるかは言えないけど」
「ボディーガードに口止めされているの?」
「万が一って事があるからって」
「信用されてないのね。私」
「まだ友美に会った事がないから仕方ないわよ」
「それで、安全な場所って、地下シェルターとか?」
友美も同じ事を思うんだ。
「よそ者が目立つ場所。つまり田舎よ」
「なるほど。田舎ってみんな知り合いだものね」
「うん。そうらしい。三田村君のお母さんの地元なんだって。さっき海沿いのカフェでシーフードカレーを食べていたら、三田村君の知り合いに会っちゃって、私たち昨日来たのに、もう街中で噂になっているって教えてもらった」
「田舎の情報網すごいね。ひなを狙っている人が来たらすぐにわかっちゃう訳だ」
「そういう事」
「今もボディーガード君と一緒なの?」
「今はホテルで彼は隣の部屋」
「同室じゃないんだ」
同室って言葉に顔が熱くなる。
「イケメンホディーガードとどこにいるのよ?」
いきなりの友美の言葉に笑ってしまう。
「安全な場所よ。どこにいるかは言えないけど」
「ボディーガードに口止めされているの?」
「万が一って事があるからって」
「信用されてないのね。私」
「まだ友美に会った事がないから仕方ないわよ」
「それで、安全な場所って、地下シェルターとか?」
友美も同じ事を思うんだ。
「よそ者が目立つ場所。つまり田舎よ」
「なるほど。田舎ってみんな知り合いだものね」
「うん。そうらしい。三田村君のお母さんの地元なんだって。さっき海沿いのカフェでシーフードカレーを食べていたら、三田村君の知り合いに会っちゃって、私たち昨日来たのに、もう街中で噂になっているって教えてもらった」
「田舎の情報網すごいね。ひなを狙っている人が来たらすぐにわかっちゃう訳だ」
「そういう事」
「今もボディーガード君と一緒なの?」
「今はホテルで彼は隣の部屋」
「同室じゃないんだ」
同室って言葉に顔が熱くなる。