パーフェクトな警視にごくあま逮捕されました
「東本くん。
それ、花夜乃さんと君が結婚する前提になっているが?
花夜乃さんと結婚するのは僕だから、変なことを言わないでもらえるかな?」
「駒木さんこそまだ、篠永と結婚するって決まってないはずですがねぇ。
お試し期間、でしたっけ?」
「えーっと」
右からは駒木さんの超絶ブリザード、前からは東本くんの激しく燃えさかる炎に挟まれ、私はどうしていいのかわからなかった。
「じゃあ、いってくるね」
今日もキスの代わりに、駒木さんが私の鼻をぷにぷに押す。
「てかそれ、なんですか」
それを見ながら東本くんは、かなり不機嫌そうだ。
「キスの代わりだよ」
しれっと言って、おまけみたいにもう一回、私の鼻を押して駒木さんは離れた。
「はぁっ?
仮にも付き合ってるのあんたたち、キスもしてないのかよ」
東本くんから呆れられてしまったが、これっておかしいのかな……?
私は最近、こうやって駒木さんに鼻をぷにぷに押されるの、好きなんだけれど。
「そうだよ。
僕は花夜乃さんが本気になるまで、キスする気はないからね」
「へー、そうなんですか」
駒木さんが玄関へ向かっていき、東本くんもそのあとを着いていく。
東本くんからバカにされている気がするのは、気のせい、だよね?
「花夜乃さん、愛してる」
それ、花夜乃さんと君が結婚する前提になっているが?
花夜乃さんと結婚するのは僕だから、変なことを言わないでもらえるかな?」
「駒木さんこそまだ、篠永と結婚するって決まってないはずですがねぇ。
お試し期間、でしたっけ?」
「えーっと」
右からは駒木さんの超絶ブリザード、前からは東本くんの激しく燃えさかる炎に挟まれ、私はどうしていいのかわからなかった。
「じゃあ、いってくるね」
今日もキスの代わりに、駒木さんが私の鼻をぷにぷに押す。
「てかそれ、なんですか」
それを見ながら東本くんは、かなり不機嫌そうだ。
「キスの代わりだよ」
しれっと言って、おまけみたいにもう一回、私の鼻を押して駒木さんは離れた。
「はぁっ?
仮にも付き合ってるのあんたたち、キスもしてないのかよ」
東本くんから呆れられてしまったが、これっておかしいのかな……?
私は最近、こうやって駒木さんに鼻をぷにぷに押されるの、好きなんだけれど。
「そうだよ。
僕は花夜乃さんが本気になるまで、キスする気はないからね」
「へー、そうなんですか」
駒木さんが玄関へ向かっていき、東本くんもそのあとを着いていく。
東本くんからバカにされている気がするのは、気のせい、だよね?
「花夜乃さん、愛してる」