パーフェクトな警視にごくあま逮捕されました
最後にいつものように投げキッスをし、駒木さんは出ていった。
「じゃあな、篠永」
そのあとを普通に東本くんが出ていく。
「付き合ってるのにキスしないのは、変なの?」
彼らがいなくなり、ぽすっとソファーに座ってクッションを抱いた。
でも、駒木さんはキスしたいけれど、好きでもない人とキスするのは気持ち悪いでしょって言ってくれた。
それは、そうだと思う。
なのになんで、あんなふうに言われなきゃいけないんだろ?
「……東本くんも私が知ってる、大人の男の人と一緒なのかな」
私をその容姿から、性的コンテツとしてだけ見ている彼ら。
彼らと東本くんも同じ?
そうは考えたくないけれど、そうとしか思えなかった。
「じゃあな、篠永」
そのあとを普通に東本くんが出ていく。
「付き合ってるのにキスしないのは、変なの?」
彼らがいなくなり、ぽすっとソファーに座ってクッションを抱いた。
でも、駒木さんはキスしたいけれど、好きでもない人とキスするのは気持ち悪いでしょって言ってくれた。
それは、そうだと思う。
なのになんで、あんなふうに言われなきゃいけないんだろ?
「……東本くんも私が知ってる、大人の男の人と一緒なのかな」
私をその容姿から、性的コンテツとしてだけ見ている彼ら。
彼らと東本くんも同じ?
そうは考えたくないけれど、そうとしか思えなかった。