パーフェクトな警視にごくあま逮捕されました
「今日のはよくできたな、と」
私には日常をSNSに上げる習慣がない。
それどころかNyaitterもニャンスタも、完全に閲覧のみだ。
しかし、よくできた料理は誰かに自慢したくなるわけで。
「そうだ」
数枚写真を撮ったあと、NYAINを立ち上げる。
駒木さんとのトークルームを開き、写真と共に【美味しそうじゃないですか?】と送った。
しばらくは返信を待っていたが、既読にもならない。
もしかしたら仕事が、忙しいのかな。
お風呂まで済ませ、パソコンでぼーっとドラマを観る。
「そろそろ寝るか……」
時計は十一時になろうとしている。
私は六時に起きるので、七時間睡眠を取るにはそろそろ寝なければならない。
ベッドに入り、携帯でNYAINを起動する。
そこには夕食の画像が、未読のまま残っていた。
「え、まだ仕事してるの?」
たまにあるのだ、深夜になっても……どころか、朝になっておはようのNYAINを送る頃にもまだ、既読になっていないことが。
しかもそれが、一日だけじゃなく何日も続いたりする。
どこかの省庁の官僚だとは思うけれど、仕事自体は謎だ。
「おやすみなさい、と」
NYAINを送って携帯を置き、目を閉じる。
私には日常をSNSに上げる習慣がない。
それどころかNyaitterもニャンスタも、完全に閲覧のみだ。
しかし、よくできた料理は誰かに自慢したくなるわけで。
「そうだ」
数枚写真を撮ったあと、NYAINを立ち上げる。
駒木さんとのトークルームを開き、写真と共に【美味しそうじゃないですか?】と送った。
しばらくは返信を待っていたが、既読にもならない。
もしかしたら仕事が、忙しいのかな。
お風呂まで済ませ、パソコンでぼーっとドラマを観る。
「そろそろ寝るか……」
時計は十一時になろうとしている。
私は六時に起きるので、七時間睡眠を取るにはそろそろ寝なければならない。
ベッドに入り、携帯でNYAINを起動する。
そこには夕食の画像が、未読のまま残っていた。
「え、まだ仕事してるの?」
たまにあるのだ、深夜になっても……どころか、朝になっておはようのNYAINを送る頃にもまだ、既読になっていないことが。
しかもそれが、一日だけじゃなく何日も続いたりする。
どこかの省庁の官僚だとは思うけれど、仕事自体は謎だ。
「おやすみなさい、と」
NYAINを送って携帯を置き、目を閉じる。