パーフェクトな警視にごくあま逮捕されました
彼が私に片目をつぶってみせる。
駒木さんは本当に、いい人だ。
ケーキ全種はさすがにあれなので、私が悩んで決められなかった、海老フライと焼き肉重、それにこれも迷ったケーキを三種類ほど取った。
それにビーフカレー。
ここのホテルのビーフカレーは有名なので、外せない。
飲み物はシャンパンを駒木さんが頼んでくれた。
「全部食べきれなかったらどうしよう……」
テーブルの上に並んだものを見て、さすがに頼み過ぎだと気づいた。
「大丈夫だよ、花夜乃さんが食べきれなかった分は僕が食べるからね。
ほら、食べよう」
促されてテーブルに着く。
すぐに駒木さんがグラスにシャンパンを注いでくれた。
「んー、元気出してね、花夜乃さん」
「……ありがとうございます」
少し悩んで彼がグラスを小さく上げる。
私もお礼を言って、それを受けた。
「どれから食べよう……」
「好きなのから食べたらいいよー」
順番からいって、揚げたてが一番美味しい海老フライからかな。
私の手を広げて親指から小指の先まででも余りありそうな大きな海老が二尾、タルタルソースと共にお皿にのっている。
まずはシンプルに海老だけをひとくち口に入れる。
サクサクの衣とプリプリの海老が最高だ。
駒木さんは本当に、いい人だ。
ケーキ全種はさすがにあれなので、私が悩んで決められなかった、海老フライと焼き肉重、それにこれも迷ったケーキを三種類ほど取った。
それにビーフカレー。
ここのホテルのビーフカレーは有名なので、外せない。
飲み物はシャンパンを駒木さんが頼んでくれた。
「全部食べきれなかったらどうしよう……」
テーブルの上に並んだものを見て、さすがに頼み過ぎだと気づいた。
「大丈夫だよ、花夜乃さんが食べきれなかった分は僕が食べるからね。
ほら、食べよう」
促されてテーブルに着く。
すぐに駒木さんがグラスにシャンパンを注いでくれた。
「んー、元気出してね、花夜乃さん」
「……ありがとうございます」
少し悩んで彼がグラスを小さく上げる。
私もお礼を言って、それを受けた。
「どれから食べよう……」
「好きなのから食べたらいいよー」
順番からいって、揚げたてが一番美味しい海老フライからかな。
私の手を広げて親指から小指の先まででも余りありそうな大きな海老が二尾、タルタルソースと共にお皿にのっている。
まずはシンプルに海老だけをひとくち口に入れる。
サクサクの衣とプリプリの海老が最高だ。