哀…愛
先生は

あたしに

コーヒーをすすめてくれたが

何も口にしたくない

あたしは

申し訳なく断った



あたしが

保健室を出ようとすると


「あぁ、そう言えば

 あなたが寝てる間に

 二人お客さんが来たわよ

 一人はオンナのコで

 あなたのコト

 心配してたわよ

 もう一人はオトコだったけど

 あなたのコト

 じっと見つめて

 何も言わず

 出てっちゃった」


「あ、そうですか

 ありがとうございました」


と言って


あたしは

保健室をあとにした
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