哀…愛
「な、なんで!?
なんであたしの
名前…??」
やっとの思いで言えた
彼はちょっとだけ笑って
こう言い始めたの
『有原メイさん、
文学史のクラスで一緒だよね
オレいつも
有原さんの後ろに座ってたんだけど
まぁ、後ろだから気付かないか
――――で、オレ
その…
なんていうか…
有原さんのこと
気になってたっていうか…
友達に聞いたら
名前教えてくれて
―――その…
なんか…
す、すいません!
よくわかんないけど
すいません!』
なんであたしの
名前…??」
やっとの思いで言えた
彼はちょっとだけ笑って
こう言い始めたの
『有原メイさん、
文学史のクラスで一緒だよね
オレいつも
有原さんの後ろに座ってたんだけど
まぁ、後ろだから気付かないか
――――で、オレ
その…
なんていうか…
有原さんのこと
気になってたっていうか…
友達に聞いたら
名前教えてくれて
―――その…
なんか…
す、すいません!
よくわかんないけど
すいません!』