哀…愛
あたしは

そのおばさんに

そのアパートは

どこにあるのか聞いた


もちろん記憶を探してるなんて

言えないから

実家に遊びに来たケド

あまりにも昔に

出たので

思い出せないって言ってね




おばさんは

不思議そうに見ていたが

家の場所を

メモに書いてくれた




あたしは

おばさんと別れ

そのメモの場所へと

急いだ





「これで…

 あたしのすべてが…」




これからのコトに

不安を抱きながらも

向かった
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