哀…愛
ドアを開けると

そこには

一人のオンナの人が

酸素マスクを

取り付けられ

眠っていた



「お母さん…

 なんで…」



母の顔を見た瞬間に

あたしの目から

大量の涙があふれた





何時間泣いたんだろう



あたりは

暗くなっていた





今日は病院に泊まろう



あたしは

旅館をチェックアウト

していたために

帰る場所がなかった



家族だということで

あたしは

病院に泊まる許可をもらった
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