哀…愛
――次の日――



朝起きると

あたしの前には

昨日と変わらない

目を閉じた

母がいた



「お母さん…

 おはよう」




顔を洗いに

洗面所にいき

鏡を見た



すると

ひどい顔のオンナが

立っていた



「目が赤い…」



泣きすぎたせいだろう

あたしの目は真っ赤だった





幸か不幸か

食欲はあった



食べないと

本当にカラダが

おかしくなることを

カラダ自身が知っている

みたいに感じた
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