哀…愛
次の日

病室にいた

あたしの前に

タクマくんは

現れた



『逃げずにいたのか

 度胸が

 あるのかないのか


 それとも

 本当のバカ?


 もしかして

 本気でオレに

 惚れちゃった?』




「どうして

 タクマくんは

 あたしのコト
 
 おもちゃにしようと

 思ったの?」



あたしは

直球勝負に出た



『なんで?

 興味本位?

 そんなドラマとか映画とかでしか

 見たことねぇコトを

 経験したやつが

 オレのそばにいるんだぜ?

 面白そうじゃん』



「そ、それだけ…?」
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