哀…愛
タクマくんが


教室の外で


待っててくれたの





「どうしたの!?

 タクマくん」



『あ、有原さん!!

 あ、あのさ…

 オレのアドレス…

 教えるからさ…

 ヒマな時でいいから

 メールくれるとうれしい…かな』




え!?え!?えぇ!?


あたしが聞こうと

思ってたのに

タクマくんから

言ってきてくれた!?



うっれしぃぃぃ~


「あ、ありがとう!

 あたしも聞こうと思ってたの

 でも、なんか…

 恥ずかしくて

 聞けなかった…」
< 34 / 232 >

この作品をシェア

pagetop