哀…愛
「おっじゃましまぁす」


「い、いらっしゃいませ!?」


あたしは

動揺のあまり

変なコトバがでてしまった


リサの後ろには

笑いをこらえてるタクマくん…




なんでこんなコトに

なってるんだっけ!?



『ごめんね、有原さん

 急におじゃましちゃって

 風邪大丈夫?』


「うん、大丈夫大丈夫!

 ずっと寝てたから

 もう治っちゃったカンジ!」



「大丈夫だよ、タクマくん

 メイはバカだから

 ちょっと考えごとするだけで

 熱出ちゃうんだよ」


「ちょっとリサ!!

 変なコト言わないでよ!」


『クックックック…』


「あ、ちょっとタクマくんまで!

 ひど~い二人とも」
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