哀…愛
気がつくと
あたしの目の前に
一人のオトコがいる
―――誰…?―――
そのオトコは
不気味な笑みで
あたしの手を
ひものようなもので
縛った
―――やめて…!!―――
あたしは
叫ぼうとしたが
声が出ない
それもそうだ
あたしの口は
ガムテープでふさがれていた
言葉にならない声を出した
しかし
あたしの目の前にいる
オトコは
一向にやめようとしなかった
オトコは突然
あたしの服をぬがした
―――え!?
やめて!
なにするの!?―――