哀…愛
オトコは

あたしの服をぬがし

あたしのカラダを

まさぐった



あたしは

抵抗するコトもできず

ただただ

オトコの

されるがままだった



涙が止まらない



その涙のせいで

オトコの顔が見えない



いったい誰なの…?



誰が…

誰がこんなコト…




そのオトコは

自分の欲望を

あたしにぶつけ終わると



「クククク…

 良かったよ

 明日もたのむぞ


 メイ」


―――………!!!―――



あたしは

その声を聞いた瞬間

あたしは

その声が

誰なのかわかった
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