怖がらないで、逃げないで




お母さんに席に連れてってもらった。







っ、怖い…………








席に向かう途中でチラホラと男性が視界に入るたび








に「怖い、助けて」という思いが強くなった。








「あ、陽翔さんおまたせ。」








っ……









え………








「おっお母さん……







ね、ぇ………」









私は目の前が真っ暗になるような気分になった……









な、なんで…………




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