日替わりケーキとおしゃべりタイム
ほんのり香るハニーラテ
「すごーい、きれいな海」
車から見える太陽の光に照らされた輝く海に、思わず釘付けになる。
「晴れてよかったな。暑いけど」
運転している井上くんは、サングラスをかけているけど、声のトーンはとっても嬉しそう。
「ちょっと寄ってく?」
「いいの?」
まさか、一度高速道路を降りてくれるなんて思ってもいなくて、私のテンションが上がる。
「時間に余裕あるし」
ウインカーを出して車線を変更し、インターを下りる。
車から降りて、砂浜を歩く。足元からは熱を感じたけれど、吹く風は、少し涼しく感じた。
「俺、海久々かも」
「私も。水着持ってくればよかったな」
そう言うと、井上くんはなぜか驚いた表情で私を見る。
「意外。ちなみに、どんな水着?」
「えっと、普通のこことここが分かれてるやつ」
確か、友達と買いに行った時に、ゴリ押しされたもの。
私自身は、結構露出が多めだから躊躇したんだけど、友達がこの方がスタイル良く見えるって言ってくれたから決断した気がする。
「マジか…。今度見せて?」
「あっ、うん?」
そう答えると、井上くんは小さく息を吐いて、私のおでこに軽くデコピンをした。
えっ?
「もう少し、自覚した方いい」
驚く私に向かって、困ったように笑うと、井上くんは犬を撫でるように、私の髪の毛をくしゃくしゃにした。
車から見える太陽の光に照らされた輝く海に、思わず釘付けになる。
「晴れてよかったな。暑いけど」
運転している井上くんは、サングラスをかけているけど、声のトーンはとっても嬉しそう。
「ちょっと寄ってく?」
「いいの?」
まさか、一度高速道路を降りてくれるなんて思ってもいなくて、私のテンションが上がる。
「時間に余裕あるし」
ウインカーを出して車線を変更し、インターを下りる。
車から降りて、砂浜を歩く。足元からは熱を感じたけれど、吹く風は、少し涼しく感じた。
「俺、海久々かも」
「私も。水着持ってくればよかったな」
そう言うと、井上くんはなぜか驚いた表情で私を見る。
「意外。ちなみに、どんな水着?」
「えっと、普通のこことここが分かれてるやつ」
確か、友達と買いに行った時に、ゴリ押しされたもの。
私自身は、結構露出が多めだから躊躇したんだけど、友達がこの方がスタイル良く見えるって言ってくれたから決断した気がする。
「マジか…。今度見せて?」
「あっ、うん?」
そう答えると、井上くんは小さく息を吐いて、私のおでこに軽くデコピンをした。
えっ?
「もう少し、自覚した方いい」
驚く私に向かって、困ったように笑うと、井上くんは犬を撫でるように、私の髪の毛をくしゃくしゃにした。