日替わりケーキとおしゃべりタイム
「お待たせいたしました」
テーブルに届いたハニーラテは、私の想像していたものよりもさらに豪華で、ラテの上にソフトクリームがたっぷり乗っていて、さらに砕いたナッツがまぶしてあり、流れそうなほどの蜂蜜がかけられていた。
「美味しそう」
一口すくって食べると、ソフトクリームの冷たさで固くなっていた蜂蜜が口の中で溶けて香りが広がる。
「飲み物じゃなくて、デザートだな」
「うん!」
美味しくて、ほっぺたが落ちそう。
「くくくっ。いい顔」
相変わらず、井上くんは、私の表情を見て満足そうに笑っている。
アイスコーヒーを一口飲んだ井上くんは、窓から見える輝く海を見た後、すっとポケットからプレゼント仕様の細長い箱を出した。
「…本当は、もう少し雰囲気のあるところで…なんて思ってたけど」
「えっ…私に?」
「うん。やっぱり、俺の好きな表情の時に渡したかったから」
ちょっと照れくさそうに笑うと、私の前までスーッと箱を移動させた。
スプーンを置いて、箱に手を伸ばす。
「ありがとう。私…何も準備してなくて」
「いいんだよ。俺の自己満足だと思って」
水色のリボンに手をかけて、するっと解く。
包みを開けて蓋を開けると、シルバーチェーンのネックレスが入っていた。よく見ると、上品にダイヤの埋め込まれた星型のチャームがついている。
テーブルに届いたハニーラテは、私の想像していたものよりもさらに豪華で、ラテの上にソフトクリームがたっぷり乗っていて、さらに砕いたナッツがまぶしてあり、流れそうなほどの蜂蜜がかけられていた。
「美味しそう」
一口すくって食べると、ソフトクリームの冷たさで固くなっていた蜂蜜が口の中で溶けて香りが広がる。
「飲み物じゃなくて、デザートだな」
「うん!」
美味しくて、ほっぺたが落ちそう。
「くくくっ。いい顔」
相変わらず、井上くんは、私の表情を見て満足そうに笑っている。
アイスコーヒーを一口飲んだ井上くんは、窓から見える輝く海を見た後、すっとポケットからプレゼント仕様の細長い箱を出した。
「…本当は、もう少し雰囲気のあるところで…なんて思ってたけど」
「えっ…私に?」
「うん。やっぱり、俺の好きな表情の時に渡したかったから」
ちょっと照れくさそうに笑うと、私の前までスーッと箱を移動させた。
スプーンを置いて、箱に手を伸ばす。
「ありがとう。私…何も準備してなくて」
「いいんだよ。俺の自己満足だと思って」
水色のリボンに手をかけて、するっと解く。
包みを開けて蓋を開けると、シルバーチェーンのネックレスが入っていた。よく見ると、上品にダイヤの埋め込まれた星型のチャームがついている。