日替わりケーキとおしゃべりタイム
「楽しかったね!」
あっという間に楽しい時間は過ぎていき、旅行から井上くんのマンションに帰ってきた。
シャワーを浴びてソファーに座り、井上くんの入れてくれた甘いアイスココアを飲むと、はしゃぎ過ぎて溜まっていた疲労がすぐに吹き飛んでいく。
隣に座る井上くんの手が、優しく私の頬に触れる。
「なんか、肌いつも以上にすべすべ」
優しく何度も往復する井上くんの指の感覚に、内心ドキドキしながら、ココアを一口飲んで答える。
「お、温泉効果だと思う」
「あー、たしかに」
納得した様子の井上くんだけど、頬に触れていた手を中々離そうとしない。
ドキドキする自分を押し殺して、平常心を保とうと思うけれど、きっと顔は赤くなっていると思う。
そんなことを思っていると、髪の毛に軽く口づけをした井上くんは、そっと私をソファーに押し倒した。
「…昨日…飛鳥爆睡しちゃったから」
そうだった。温泉にも2回入って、美味しいご飯もたくさん食べて、ちょっとお酒を飲んだ私は、気がついたら寝ていたらしく、起きたら早朝となっていた。
ロマンティックな旅行と思っていたけれど、睡魔に勝てなかった情けない私。
あっという間に楽しい時間は過ぎていき、旅行から井上くんのマンションに帰ってきた。
シャワーを浴びてソファーに座り、井上くんの入れてくれた甘いアイスココアを飲むと、はしゃぎ過ぎて溜まっていた疲労がすぐに吹き飛んでいく。
隣に座る井上くんの手が、優しく私の頬に触れる。
「なんか、肌いつも以上にすべすべ」
優しく何度も往復する井上くんの指の感覚に、内心ドキドキしながら、ココアを一口飲んで答える。
「お、温泉効果だと思う」
「あー、たしかに」
納得した様子の井上くんだけど、頬に触れていた手を中々離そうとしない。
ドキドキする自分を押し殺して、平常心を保とうと思うけれど、きっと顔は赤くなっていると思う。
そんなことを思っていると、髪の毛に軽く口づけをした井上くんは、そっと私をソファーに押し倒した。
「…昨日…飛鳥爆睡しちゃったから」
そうだった。温泉にも2回入って、美味しいご飯もたくさん食べて、ちょっとお酒を飲んだ私は、気がついたら寝ていたらしく、起きたら早朝となっていた。
ロマンティックな旅行と思っていたけれど、睡魔に勝てなかった情けない私。