【大幅改訂版】女王蜂〜魔女になってしまった花嫁さん
最終回
そして6月4日…
破滅の日がやって来た。
アタシは、32年間の人生をすべてリセットする…
いっぱい傷ついた…
いっぱい悲しんだ…
いっぱい怒りまくった…
そして…
いっぱいうらみまくった…
アタシは、義父母と義弟と義妹を抹殺したあと32年の人生をリセットする…
きょう未明ごろ、岡山県笠岡市の国道2号線で義弟が大型トレーラーにはねられて亡くなった。
残りは、義父母と義妹を倒すのみ…
場合によっては…
あいつの長男も…
(ブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーン…)
アタシの乳房《むね》の奥にいる蜂《こども》たちは、再び9999兆9999億9999万9999匹に増加した。
蜂《こども》たちは、とびだす準備をしていた。
これが最後よ…
アタシにどぎつい暴力をふるった義父母と義妹を抹殺して…
アタシは…
人生をリセットする!!
…………
そして…
最終戦争が始まった。
時は、昼前のことであった。
この時、ニュース速報が入った。
義弟が移る予定だった工場が債務超過におちいったことに加えて、経営者の息子が手形を乱発したことなどで倒産した…
その上に、経営者が極悪非道のヤクザ組織にケツモチ(用心棒)を雇っていたことも発覚した…
義母は、ラジオのニュース速報で和木の工場が倒産したことを知った。
経営者は、ボータイホーの容疑で山口県警に逮捕された。
ニュース速報を聞いた義母は、心臓発作を起こして倒れた。
この時、恐ろしいスズメバチの女王服を着た女が庭に隠れていた。
(ブチッ!!)
恐ろしいスズメバチの女王は、ドスで電話線を切った。
家の中にて…
「おかーさーん!!おかーさーん!!」
「大丈夫か!!しっかりしろ!!」
心臓発作を起こして倒れた義母の前に義父と義妹がいた。
義父は、受話器をあげて電話をかけようとしたがつながらなかった。
「電話がつながらないよ…電話がつながらないよ…」
「早くしてよ!!おかーさーんが死んじゃうよ!!」
そこへ、恐ろしいスズメバチの女王の服を着た女とゾンビの覆面をかぶった男100人が侵入した。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
義妹は、恐ろしい悲鳴をあげた。
恐ろしいスズメバチの女王は、心臓発作を起こして倒れた義母をドスで刺して殺した。
「おかーさーん!!おかーさーん!!おかーさーん!!」
その後、恐ろしいゾンビの覆面をかぶった男20人が義妹を倒した。
残りの80人の男は、義父を押さえつけた。
「おとーさーん!!おとーさーん!!」
義妹は、恐ろしいゾンビの覆面をかぶった男に身体を押さえつけられた後、激しい平手打ちで顔を叩かれた。
(バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!)
「いたい、いたい、いたい、いたい、いたい、いたい、いたい…」
義父は、必死に叫んだ。
「やめてくれ!!娘に暴力をふるうな!!」
恐ろしいゾンビの覆面をかぶっている男たちの耳に義父の声は届いていなかった。
恐ろしいスズメバチの女王は、2階の子供部屋に行った。
子供部屋には、あいつの長男が閉じこもっていた。
スズメバチの女王は、ふところに忍ばせていたドスを取り出したあとあいつの長男を一撃で刺した。
下の大広間にて…
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
義妹は、強烈な声で泣き叫んだ。
恐ろしいゾンビの覆面をかぶっている男の一人が義妹が着ていた白のくつ下と黒のパンツを脱がした。
「やめてくれ!!ちかこに手を出さないでくれ!!」
必死になって抵抗している義父は、男たちにやめろと叫んだが男たちは聞く耳を持たなかった。
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
男たちは、義父が見ている前で義妹が着ていた白のレギュラーショーツを脱がした。
「やめてくれ!!」
義父は、必死になって叫んだ。
しかし、男たちは聞く耳を持たなかった。
子供部屋にて…
恐ろしいスズメバチの女王は、子供部屋のあちらこちらに揮発油をまいた。
その後、揮発油をまきながら階段をゆっくりとおりた。
再び広間にて…
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!ブチッ!!)
この時、義妹は男たちに白のブラウスを思いきり破られた破られたあと、白のブラジャーをちぎられた。
義父は、男たちに対して『娘に暴力をふるうな!!』と繰り返して言うたが、男たちは聞く耳を持たなかった。
そこへ、恐ろしいスズメバチの女王が現れた。
同時に、女王は姿をあらわした。
「しほこさん!!」
恐ろしいスズメバチの女王とかしたアタシを見た義父は、震えまくった。
アタシは、恐ろしい目つきで義父をにらみつけながらドスでイカクした。
「ヒィィィィィィィィィィィィ!!」
義父は、ひどくおびえまくった。
この時、恐ろしいゾンビの覆面をかぶった男の一人が義妹の右の首すじをはげしくかんだ。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
その後、恐ろしいゾンビの覆面をかぶった男たちは義妹をかわるがわるに犯した。
事件発生から80分後であった。
家の前にて…
この時、家の近所の住民たちが家から500メートル先の場所に集まっていた。
義妹のし烈な悲鳴は、外にも響き渡った。
この時、沼隈さんがものすごい血相でやって来た。
沼隈さんは、アタシが西大寺の病院であいつを殺した容疑で全国に特別手配されたニュースを聞いたので、大パニックを起こした。
沼隈さんは、ものすごい血相で家の中に入った。
その時であった。
恐ろしいスズメバチの女王様服を着ているアタシがドスで義父を刺そうとした。
沼隈さんはこの時に家に入った。
「しほこさん!!やめてくれ!!」
「もう遅い!!」
「グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
恐ろしいスズメバチの女王服を着ているアタシは、沼隈さんの目の前で義父をドスで刺し殺した。
義妹は、なおも男たちにかわるがわるに侵されていた。
沼隈さんは、真っ青な表情でアタシに言うた。
「しほこさん!!なんでまさあきさんのご両親を殺したのだ!!」
アタシは、恐ろしい目つきで沼隈さんに言うた。
「アタシにどぎつい暴力をふるったから処刑した!!」
「処刑した…」
「アタシは今から、32年間の人生をリセットするから…」
「リセットする…」
「あんたのせいよ…あんたのせいでアタシの人生はズタズタに壊れたのよ!!」
「しほこさん!!」
「だからアタシは、去年の11月3日に父を処刑したわよ!!」
「なんでおとーさんを殺したのだ!?」
「アタシとCさんを別れさせたから殺した!!」
「おとーさんは、しほこさんのことが心配だったのだよ…Cさんのお給料が少なかったらしほこさんを養えないと思って…」
沼隈さんがものすごいあつかましい声でいうたので、アタシは思い切りブチ切れた。
この時、男たちは義妹から離れた。
沼隈さんは、なおもあつかましい声で言いまくった。
その中で…
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
アタシは、ドスで義妹を刺し殺した。
その間に男たちは、2階に火を放った。
義妹がアタシに刺し殺された場面を見た沼隈さんは、よりし烈な恐怖に震えた。
「なんでちかこさんを殺したのだ!!ここの家の家族たちは、なんの落ち度もないんだぞ!!ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!」
恐ろしいスズメバチの女王服を着ているアタシは、沼隈さんをにらみながら言うた。
「アタシは…恐ろしいスズメバチの女王よ!!アタシは…女の幸せを全部あきらめた女よ…アタシは…破滅することを選んだスズメバチの娘よ!!」
「しほこさん…やめてくれ〜」
「父とグルになってアタシをぺちゃんこにつぶした…ここで命ごいをしてもらうわよ!!」
(ブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーン!!)
アタシの乳房《むね》にいる9999兆9999億9999万9999匹のスズメバチたちの怒りが最大値に達した。
アタシの乳房《むね》の奥にいる蜂《こども》たちよ…
最後の仕上げよ…
アタシの人生をズタズタに壊したダンソンジョヒ主義者を…
抹殺するのよ…
そして次の瞬間…
(ブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーン!!)
9999兆9999億9999万9999匹のスズメバチたちがアタシの乳房《むね》から一斉に飛び出した。
9999兆9999億9999万9999匹のスズメバチたちは、沼隈さんの身体を覆いつくした。
「わあ!!助けてくれ!!」
そしてアタシの姿は、スズメバチに変わった。
(ブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーン…)
スズメバチの姿に変わったアタシは、灰色の雲におおわれた空へ飛び立った。
その間に、あいつの家から激しい炎があがった。
【悲愴】
破滅の日がやって来た。
アタシは、32年間の人生をすべてリセットする…
いっぱい傷ついた…
いっぱい悲しんだ…
いっぱい怒りまくった…
そして…
いっぱいうらみまくった…
アタシは、義父母と義弟と義妹を抹殺したあと32年の人生をリセットする…
きょう未明ごろ、岡山県笠岡市の国道2号線で義弟が大型トレーラーにはねられて亡くなった。
残りは、義父母と義妹を倒すのみ…
場合によっては…
あいつの長男も…
(ブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーン…)
アタシの乳房《むね》の奥にいる蜂《こども》たちは、再び9999兆9999億9999万9999匹に増加した。
蜂《こども》たちは、とびだす準備をしていた。
これが最後よ…
アタシにどぎつい暴力をふるった義父母と義妹を抹殺して…
アタシは…
人生をリセットする!!
…………
そして…
最終戦争が始まった。
時は、昼前のことであった。
この時、ニュース速報が入った。
義弟が移る予定だった工場が債務超過におちいったことに加えて、経営者の息子が手形を乱発したことなどで倒産した…
その上に、経営者が極悪非道のヤクザ組織にケツモチ(用心棒)を雇っていたことも発覚した…
義母は、ラジオのニュース速報で和木の工場が倒産したことを知った。
経営者は、ボータイホーの容疑で山口県警に逮捕された。
ニュース速報を聞いた義母は、心臓発作を起こして倒れた。
この時、恐ろしいスズメバチの女王服を着た女が庭に隠れていた。
(ブチッ!!)
恐ろしいスズメバチの女王は、ドスで電話線を切った。
家の中にて…
「おかーさーん!!おかーさーん!!」
「大丈夫か!!しっかりしろ!!」
心臓発作を起こして倒れた義母の前に義父と義妹がいた。
義父は、受話器をあげて電話をかけようとしたがつながらなかった。
「電話がつながらないよ…電話がつながらないよ…」
「早くしてよ!!おかーさーんが死んじゃうよ!!」
そこへ、恐ろしいスズメバチの女王の服を着た女とゾンビの覆面をかぶった男100人が侵入した。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
義妹は、恐ろしい悲鳴をあげた。
恐ろしいスズメバチの女王は、心臓発作を起こして倒れた義母をドスで刺して殺した。
「おかーさーん!!おかーさーん!!おかーさーん!!」
その後、恐ろしいゾンビの覆面をかぶった男20人が義妹を倒した。
残りの80人の男は、義父を押さえつけた。
「おとーさーん!!おとーさーん!!」
義妹は、恐ろしいゾンビの覆面をかぶった男に身体を押さえつけられた後、激しい平手打ちで顔を叩かれた。
(バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!)
「いたい、いたい、いたい、いたい、いたい、いたい、いたい…」
義父は、必死に叫んだ。
「やめてくれ!!娘に暴力をふるうな!!」
恐ろしいゾンビの覆面をかぶっている男たちの耳に義父の声は届いていなかった。
恐ろしいスズメバチの女王は、2階の子供部屋に行った。
子供部屋には、あいつの長男が閉じこもっていた。
スズメバチの女王は、ふところに忍ばせていたドスを取り出したあとあいつの長男を一撃で刺した。
下の大広間にて…
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
義妹は、強烈な声で泣き叫んだ。
恐ろしいゾンビの覆面をかぶっている男の一人が義妹が着ていた白のくつ下と黒のパンツを脱がした。
「やめてくれ!!ちかこに手を出さないでくれ!!」
必死になって抵抗している義父は、男たちにやめろと叫んだが男たちは聞く耳を持たなかった。
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
男たちは、義父が見ている前で義妹が着ていた白のレギュラーショーツを脱がした。
「やめてくれ!!」
義父は、必死になって叫んだ。
しかし、男たちは聞く耳を持たなかった。
子供部屋にて…
恐ろしいスズメバチの女王は、子供部屋のあちらこちらに揮発油をまいた。
その後、揮発油をまきながら階段をゆっくりとおりた。
再び広間にて…
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!ブチッ!!)
この時、義妹は男たちに白のブラウスを思いきり破られた破られたあと、白のブラジャーをちぎられた。
義父は、男たちに対して『娘に暴力をふるうな!!』と繰り返して言うたが、男たちは聞く耳を持たなかった。
そこへ、恐ろしいスズメバチの女王が現れた。
同時に、女王は姿をあらわした。
「しほこさん!!」
恐ろしいスズメバチの女王とかしたアタシを見た義父は、震えまくった。
アタシは、恐ろしい目つきで義父をにらみつけながらドスでイカクした。
「ヒィィィィィィィィィィィィ!!」
義父は、ひどくおびえまくった。
この時、恐ろしいゾンビの覆面をかぶった男の一人が義妹の右の首すじをはげしくかんだ。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
その後、恐ろしいゾンビの覆面をかぶった男たちは義妹をかわるがわるに犯した。
事件発生から80分後であった。
家の前にて…
この時、家の近所の住民たちが家から500メートル先の場所に集まっていた。
義妹のし烈な悲鳴は、外にも響き渡った。
この時、沼隈さんがものすごい血相でやって来た。
沼隈さんは、アタシが西大寺の病院であいつを殺した容疑で全国に特別手配されたニュースを聞いたので、大パニックを起こした。
沼隈さんは、ものすごい血相で家の中に入った。
その時であった。
恐ろしいスズメバチの女王様服を着ているアタシがドスで義父を刺そうとした。
沼隈さんはこの時に家に入った。
「しほこさん!!やめてくれ!!」
「もう遅い!!」
「グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
恐ろしいスズメバチの女王服を着ているアタシは、沼隈さんの目の前で義父をドスで刺し殺した。
義妹は、なおも男たちにかわるがわるに侵されていた。
沼隈さんは、真っ青な表情でアタシに言うた。
「しほこさん!!なんでまさあきさんのご両親を殺したのだ!!」
アタシは、恐ろしい目つきで沼隈さんに言うた。
「アタシにどぎつい暴力をふるったから処刑した!!」
「処刑した…」
「アタシは今から、32年間の人生をリセットするから…」
「リセットする…」
「あんたのせいよ…あんたのせいでアタシの人生はズタズタに壊れたのよ!!」
「しほこさん!!」
「だからアタシは、去年の11月3日に父を処刑したわよ!!」
「なんでおとーさんを殺したのだ!?」
「アタシとCさんを別れさせたから殺した!!」
「おとーさんは、しほこさんのことが心配だったのだよ…Cさんのお給料が少なかったらしほこさんを養えないと思って…」
沼隈さんがものすごいあつかましい声でいうたので、アタシは思い切りブチ切れた。
この時、男たちは義妹から離れた。
沼隈さんは、なおもあつかましい声で言いまくった。
その中で…
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
アタシは、ドスで義妹を刺し殺した。
その間に男たちは、2階に火を放った。
義妹がアタシに刺し殺された場面を見た沼隈さんは、よりし烈な恐怖に震えた。
「なんでちかこさんを殺したのだ!!ここの家の家族たちは、なんの落ち度もないんだぞ!!ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!」
恐ろしいスズメバチの女王服を着ているアタシは、沼隈さんをにらみながら言うた。
「アタシは…恐ろしいスズメバチの女王よ!!アタシは…女の幸せを全部あきらめた女よ…アタシは…破滅することを選んだスズメバチの娘よ!!」
「しほこさん…やめてくれ〜」
「父とグルになってアタシをぺちゃんこにつぶした…ここで命ごいをしてもらうわよ!!」
(ブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーン!!)
アタシの乳房《むね》にいる9999兆9999億9999万9999匹のスズメバチたちの怒りが最大値に達した。
アタシの乳房《むね》の奥にいる蜂《こども》たちよ…
最後の仕上げよ…
アタシの人生をズタズタに壊したダンソンジョヒ主義者を…
抹殺するのよ…
そして次の瞬間…
(ブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーン!!)
9999兆9999億9999万9999匹のスズメバチたちがアタシの乳房《むね》から一斉に飛び出した。
9999兆9999億9999万9999匹のスズメバチたちは、沼隈さんの身体を覆いつくした。
「わあ!!助けてくれ!!」
そしてアタシの姿は、スズメバチに変わった。
(ブーンブーンブーンブーンブーンブーンブーン…)
スズメバチの姿に変わったアタシは、灰色の雲におおわれた空へ飛び立った。
その間に、あいつの家から激しい炎があがった。
【悲愴】