クールな綾瀬くんと、秘密の愛され同居始めます。
同居スタート





「…ん、朝?」



カーテンから日が差しているのが見えて、今は朝の7時。



「…ここ、どこ?…って、そっか」



…あ、そうだった。昨日から綾瀬くんと一緒に住むことになって…たぶん、疲れて寝てしまったんだ。

…なんとなく、気が重い。



幸い、布団はふかふかだったから体はすごく軽い。布団に罪はないもんね。


とんとんと軽い足取りで螺旋階段を下りる。



「おはようございます、美世さん」


「おはよ~胡桃ちゃん」



(…あれ?)


そこにいるはずの人物がいなくて首をかしげる。



「綾瀬くんは…?まだ寝てるんですか…?」


「ううん、部活よ。サッカーの朝練」




サッカー…。


(…あ、そういえば)



学校1のモテ男子こと、綾瀬弥生くんはサッカー部のエースだって聞いたことがある。サッカーをしている綾瀬くんを見るために、たくさんの女の子たちがグラウンドに来て歓声…ラブコールをしているのだとか。




(こんなに朝早くから…、綾瀬くんってすごいんだなあ…)







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