クールな綾瀬くんと、秘密の愛され同居始めます。


実際何かオーラが出ていて、教室の一部分だけ別世界が広がっているような気分。


となりはもう、きらきらと眩しいくらいに輝いている。


そんな別世界に住むような人たちに、私が綾瀬くんと一緒に住んでるなんて知られたら……正直学校で生きていける自信がないよっ…。




相手はあの“学校1のモテ男子”なのだから。






「へえ!良かったね、仲良くなれそうで!胡桃可愛いからすぐに懐かれちゃうんじゃない?」


「そ、そうでもないよ…?」


「うそ!でも胡桃は可愛いから大丈夫!あ、でも一緒に住む子が男子だったら漫画みたいだったのに」


ーギクリ


「あ、あはは…」



そうだったら面白い、なんて言っている希ちゃんに曖昧に返すことしか出来なかった。






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