仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。
「そうだ椎名さん、連絡先交換しない?」

「えっ?いいの?」

「うん、むしろ交換して欲しい」

「じゃあ喜んで……!!」


こうしてなんと、私たちは連絡先の交換もすることができてしまった。


***


時刻は夜10時。


少しずつ、眠くなっている時間だった。


今はベッドの上で、ゴロゴロしている。


はぁっ……忍くんと連絡先、交換できちゃった……!!


嬉しくてスマホの画面を見つめていると……。


【椎名さん、今日はありがとう。よかったら明日も一緒に帰らない?】


そんなメッセージがスマホに届いた。


忍くんからだ……!!

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