仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。

美味しそうな夜ご飯が用意されている。


今日はどうやらシチューみたい。

見てるだけでよだれが出ちゃいそう……!!


「いただきます!」

「召し上がれ」


じいやにそう言われた瞬間に、急いでスプーンを取ってシチューを食べ始めた。





夜ご飯も食べ終わって、寝る支度も終わり、ベッドに入る。

スマホを取り出して、忍くんに連絡を入れた。


【忍くん!今から話せるよ!】


そう送ると、ほんの20秒ぐらいで。


【じゃあ話そう。何時まで大丈夫?】


そう返ってきた。

ふぁっと胸がいっぱいになって、目がキラキラになってしまった気がする。


きっと、すぐ返事が返ってきてくれたのも嬉しいし、いっぱい話せそうなのも嬉しいからだと思う。


【11時過ぎぐらいまで!】


ちょっと夜更かししちゃうけど、じいやにバレないようこっそりすればいいよね。
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