仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。
うーん、自分で聞けたらその男の子とも会話できるし、いいかと思ったんだけど……。


「わかった、胡桃ちゃんがそう言うなら私明日聞いてみるよ!」

「ありがとう千幸ちゃん……!!」


ぎゅっと胡桃ちゃんに抱きつかれた。


「えへへ、このぐらいなんのなんの。胡桃ちゃんだって私の相談乗ってくれたし!」

「もう大好き!一生千幸ちゃんと一緒!」

「ふふっ、私も大好き、嬉しい!」



こうして、この後胡桃ちゃんのお話を聞いて、無事女子会を終えたのですが……。


次の日、私はあんなことになるだなんて思いもしなかった。


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