仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。

「千幸、あのね俺言ってなかったことがあるんだ」

「ん？どうしたの？」

「いや……今度、言ってもいい？」

「うん！」


言ってなかったこと……？なんだろう？

もしかして、あんまり良くないことだったりして……。


そんな不安を感じながらも、楽しくお話をして下校したのだった。



そして家に帰ると、スマホにメールが届いている。


【千幸ちゃん！どうだったかな？】


私はすぐに返事をした。


【いないって言ってたよ！】

【わかったありがとう〜！】

【ううん！】


胡桃ちゃん、なんだかとっても嬉しそうでよかった！


【じゃあ、告白するの？】


そう聞いてみると、


【い、いつかはしたいけど……どうしようかなぁ】


そう返ってきた。


この後も胡桃ちゃんの相談に乗り、過ごしたのだった。