仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。
隠れたヒーロー【side 忍】
綾人の家から帰る途中、千幸と会話をしていた。
とうとう俺の正体を明かそうと思う。
「実は俺、千幸の——」
「うん」
「護衛だったんだ」
「……へっ?ご、護衛……!?」
「そうなんだよ」
目をまんまるにして、可愛く驚く千幸。
別に言わなかったっていいことだったけど、俺がずっと千幸の側にいて、怖がられてたらどうしようかと前から気にしていたから……。
「ずっと黙っててごめん」
「う、ううん……ま、まだよくわからいないけど……えっと、私のことをずっと、守ってくれてたってこと……?」
「まぁそうかな」
一応、千幸の知らないところでも、千幸をお金目当てで攫おうする人や、歩いていて上から何か降ってくる……なんてことも、防いでいた。
とうとう俺の正体を明かそうと思う。
「実は俺、千幸の——」
「うん」
「護衛だったんだ」
「……へっ?ご、護衛……!?」
「そうなんだよ」
目をまんまるにして、可愛く驚く千幸。
別に言わなかったっていいことだったけど、俺がずっと千幸の側にいて、怖がられてたらどうしようかと前から気にしていたから……。
「ずっと黙っててごめん」
「う、ううん……ま、まだよくわからいないけど……えっと、私のことをずっと、守ってくれてたってこと……?」
「まぁそうかな」
一応、千幸の知らないところでも、千幸をお金目当てで攫おうする人や、歩いていて上から何か降ってくる……なんてことも、防いでいた。