仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。
ふぁーとあくびする忍くん。


もしかして、今日朝早くに起きて来てくれたのかな?


「あ……」


カタッと音がして、何かを拾った忍くん。


「大丈夫?」

「うん、メガネ落としちゃっただけだよ」

「そっか」


メガネ……見てみたいな、忍くんの素顔。


「忍くんって、目悪いの?」

「ううん、視力2.3ぐらいある」

「ええ!とってもいい方じゃん……!なのに、どうしてメガネかけてるの?」


目悪くなったりしないのかな……?


「これは伊達メガネなんだ」

「へぇ〜!」

「あんまり目立ちたくなくてさ」

「そっか……」


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