仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。
忍くんに迷惑がかからなくて、そっちもいいなら私はぜひとも一緒に帰りたい……!


「もちろんだよ、俺椎名さんといる時間が一番幸せ」

「忍くん……!ぜひよろしくお願いします!」

「ふふ、じゃあ明日からよろしくね」

「うん!」


ということで、私はその後じいやの車に揺られて屋敷へと帰って行った。

忍くんがどう帰ったのかはわからないけれど……とにかく、毎日一緒に帰れることが嬉しくて、たまらない。


胸がドキドキする……本当、不思議な感覚。

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