仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。

恋の話

とある休日の日のこと。


私は、胡桃ちゃんの家に……いや、お屋敷におじゃまさせてもらうことになっていた。


車でじいやに送ってもらい、見えたのは、まるで物語の中か疑うぐらい、綺麗な建物、庭がある場所だった。


大きな門がギギギと開かれて、車で進んでいく。


うわぁっとすごくて声が漏れてしまいそうになる中、建物に目を奪われていた。

私の家だって、一応お屋敷だ。


だけど、倍ぐらいありそう……。


車が止まって、ドアが開き外に出る。


「千幸ちゃん!」


胡桃ちゃんの優しい声がして、キョロキョロと辺りを見回す。


「あっ!胡桃ちゃん!」


前から走ってきたのは、シンプルな紺色のオシャレなワンピースを来た胡桃ちゃんだった。


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