仲良し地味くんは私の隠れ護衛でした。
パーティー【I】
「千幸、お兄ちゃんの隣座ろうな」
支度が終わって、現在家からパーティー会場に向かうところだった。
使用人が運転してくれて、2列目にお父さんお母さん、
そして一番後ろに私とお兄ちゃんで車の席に座っていた。
「そのドレス、すごく似合ってるよ」
「あはは、ありがとう……」
もし……忍くんに見てもらえたら、褒めてくれていたかな……?
『千幸、似合ってる』
忍くんがそう言ってくれると妄想をしてしまった。
ボワッと顔が熱くなる。
「……ん?千幸どうした?」
「へっ?う、ううんなんでもない!」
私、とうとう妄想まで始めちゃって……!重症だ……!!
胸に手を当てて、ふぅと息を吐いた。
支度が終わって、現在家からパーティー会場に向かうところだった。
使用人が運転してくれて、2列目にお父さんお母さん、
そして一番後ろに私とお兄ちゃんで車の席に座っていた。
「そのドレス、すごく似合ってるよ」
「あはは、ありがとう……」
もし……忍くんに見てもらえたら、褒めてくれていたかな……?
『千幸、似合ってる』
忍くんがそう言ってくれると妄想をしてしまった。
ボワッと顔が熱くなる。
「……ん?千幸どうした?」
「へっ?う、ううんなんでもない!」
私、とうとう妄想まで始めちゃって……!重症だ……!!
胸に手を当てて、ふぅと息を吐いた。