私の人生
自宅ではーーーーーーーーーーー

妹の親父と名乗るものが居候していた。
家族7人[母.長女.長男.次女.私.四女.五女]+その男の8人で狭い団地に住んでいた。だが、幸せなことなんてなく私は邪魔者扱いをされていた。


「あんたなんか産むんじゃなかった。あんたなんて、いらない子よ。」
と言われていた。

8畳間の部屋で兄弟4人で生活していたが一畳くらいしか自分のスペースはないし、プライベート空間なんてなかった。干渉されるし、母親にチクられていた。その度に頭を殴られ、倒れればお腹を蹴られたりしていた。何か悪いことをしていたわけじゃなかった。

母親のストレス発散の場は私だった。
幼かった私だが、もうしょうがないいらない子だもんね。そんなことを思っていた。その度に、このまま死ぬのかな。死んじゃえば楽なのかな。そんなことも考えたりしていた。そして、母親からの暴力だけでなく居候の人からものを投げられたりしていた。それもビンやライターなど…。

もうどうしたらいいかわからなかった私を助けてくれたのは母の親。いわゆる祖父母。
毎週金曜日の夕方迎えにきて金土日と甘やかしてくれた。何か必要なものがあったら買ってくれたし、たらふく食べさせてくれた。
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