推しは策士の御曹司【クールな外科医と間違い結婚~私、身代わりなんですが!】スピンオフ
「開けてみて」
「はい。わぁドキドキします」
綺麗な箱を開くのは嬉しくて緊張してしまう。きっとどこかのブランドなんだろう。これを私に渡したくて、疲れて忙しいのに来てくれたと思うと感動で目が潤んでしまう。
それを隠そうとわざと明るい声を出し、箱を開けると食べるのも惜しいくらいの美しいチョコレートが4個入っていた。でもその箱は、チョコが5個入るスペースが並んでいる。でも、チョコは4つしか入ってなくて、中央にはシルバーの光る何か別の物が入っていた。
「甘い香りがするかも」
専務はそう言って、それを手にして私に見せる。
キラキラ輝くダイヤの指輪だった。
「結婚してくれますか?」
そう言って王子様のように私の左手をうやうやしく取り、スッと自然に薬指にダイヤの指輪を滑らせた。
「はい。わぁドキドキします」
綺麗な箱を開くのは嬉しくて緊張してしまう。きっとどこかのブランドなんだろう。これを私に渡したくて、疲れて忙しいのに来てくれたと思うと感動で目が潤んでしまう。
それを隠そうとわざと明るい声を出し、箱を開けると食べるのも惜しいくらいの美しいチョコレートが4個入っていた。でもその箱は、チョコが5個入るスペースが並んでいる。でも、チョコは4つしか入ってなくて、中央にはシルバーの光る何か別の物が入っていた。
「甘い香りがするかも」
専務はそう言って、それを手にして私に見せる。
キラキラ輝くダイヤの指輪だった。
「結婚してくれますか?」
そう言って王子様のように私の左手をうやうやしく取り、スッと自然に薬指にダイヤの指輪を滑らせた。