絶対にずっと好きだと証明しましょう
部屋が明るい。
楓はカーテンを引く。
けど、カーテンを閉めたらまるでするのを待っているみたいなので元に戻した。
シャーシャーとレールを滑る音が滑稽に感じる。
いや、滑稽なのは自分だ。
シャワーを終えた樹が濡れた髪をタオルで拭きながら出てきた。
腰にはバスタオルを巻いていて、拭き取れていない雫がへそのあたりできらりと光る。
ドキドキを超えどきまぎする。
プールでの海パン姿は平気なのに、ホテルでの腰巻タオル姿はまともに見るのも恥ずかしい。
まるで女性雑誌の抱かれたい男特集に出てくる写真みたいじゃないか。
私はどうしたらいいのだろう。
どんな姿で出てくればいいのだろうか、と楓は考える。
バスタオルの下にパンティくらいは履いて出た方がいいのだろうか。
でも、それだと勿体つけているみたいだろうか。
どうせ脱ぐのに何で履くんだよ、とか思われるだろうか。
もう楓の脳はしわが伸びるくらいにそんなどうでもいいことが気になって破裂しそうだった。
「なに?」
頭を拭いていた樹の手が止まる。
「え?」
「楓、ここ、じっと見てるから」
樹が自分のへそのあたりを指し、楓は自分がそんなところを見ていたことに気づいて恥ずかしくて顔が熱くなる。
「見てないよ」と否定したけど見ていた。
まともに見るのは恥ずかしいとか言いながら、樹のへそを見ながらくだらないことを考えていた。
「もしかして外してほしい?」
樹が腰のタオルに手を伸ばす。
「いい! とらなくていいから」
楓はカーテンを引く。
けど、カーテンを閉めたらまるでするのを待っているみたいなので元に戻した。
シャーシャーとレールを滑る音が滑稽に感じる。
いや、滑稽なのは自分だ。
シャワーを終えた樹が濡れた髪をタオルで拭きながら出てきた。
腰にはバスタオルを巻いていて、拭き取れていない雫がへそのあたりできらりと光る。
ドキドキを超えどきまぎする。
プールでの海パン姿は平気なのに、ホテルでの腰巻タオル姿はまともに見るのも恥ずかしい。
まるで女性雑誌の抱かれたい男特集に出てくる写真みたいじゃないか。
私はどうしたらいいのだろう。
どんな姿で出てくればいいのだろうか、と楓は考える。
バスタオルの下にパンティくらいは履いて出た方がいいのだろうか。
でも、それだと勿体つけているみたいだろうか。
どうせ脱ぐのに何で履くんだよ、とか思われるだろうか。
もう楓の脳はしわが伸びるくらいにそんなどうでもいいことが気になって破裂しそうだった。
「なに?」
頭を拭いていた樹の手が止まる。
「え?」
「楓、ここ、じっと見てるから」
樹が自分のへそのあたりを指し、楓は自分がそんなところを見ていたことに気づいて恥ずかしくて顔が熱くなる。
「見てないよ」と否定したけど見ていた。
まともに見るのは恥ずかしいとか言いながら、樹のへそを見ながらくだらないことを考えていた。
「もしかして外してほしい?」
樹が腰のタオルに手を伸ばす。
「いい! とらなくていいから」