時をこえて、またキミに恋をする。
時刻は、もうすぐ日付が変わろうとする23時47分。
さすがに廊下にまで俺たちの声が響いていたようで、先生が再度注意にきた。
「明日も早いんだから、すぐに寝ること!」
「「…は〜い」」
ということで、仕方なく部屋の明かりを消して寝ることに。
同じ部屋の他の5人からは、すぐに寝息が聞こえてきた。
しかし俺は、なかなか眠ることができなかった。
なぜなら、『桜華』のことが気がかりだったから。
片時も離れたくなくて、この修学旅行に竹刀と偽ってこっそり持ち出してきた桜華。
竹刀袋に入れて、俺の荷物といっしょに保管していたが、まくら投げが荒々しく、壁の端にまとめた荷物に向かって、流れ弾ならぬ流れまくらが飛んでくる始末。
それが桜華に当たって、万が一傷がついたりでもしたら…俺はもはや立ち直れない。
さすがに廊下にまで俺たちの声が響いていたようで、先生が再度注意にきた。
「明日も早いんだから、すぐに寝ること!」
「「…は〜い」」
ということで、仕方なく部屋の明かりを消して寝ることに。
同じ部屋の他の5人からは、すぐに寝息が聞こえてきた。
しかし俺は、なかなか眠ることができなかった。
なぜなら、『桜華』のことが気がかりだったから。
片時も離れたくなくて、この修学旅行に竹刀と偽ってこっそり持ち出してきた桜華。
竹刀袋に入れて、俺の荷物といっしょに保管していたが、まくら投げが荒々しく、壁の端にまとめた荷物に向かって、流れ弾ならぬ流れまくらが飛んでくる始末。
それが桜華に当たって、万が一傷がついたりでもしたら…俺はもはや立ち直れない。