クールな君と甘々な君
彼との出会い
―美羽Version―


 ――ピピピッピピピッ


朝日が立ち込める中に、目覚ましの音が鳴り響いた。
  

   「んん……うるさい〜〜」


――ピピピッピピピッピピッ
     

――カチッ


目覚ましを止め、眠たい目をこすりながら起き上がる私―【橘美羽(たちばなみう)】は


入学して間もない高校に行く用意をしている。

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